『うる星やつら いつだってマイ・ダーリン』は、高橋留美子原作の漫画『うる星やつら』の劇場版オリジナル長編アニメーション。『うる星やつら』放映開始10周年記念[1]として制作されたオリジナル作品である。1991年11月2日公開。
あらすじ[]
いつものように、ガールハントに精を出していたあたる。そこへルピカという宇宙人の美少女が現れた。ルピカはあたるを誘い、あたるは案の定付いて行ってしまう。
ルピカは幼馴染のリオという豆腐屋の少年に好意を抱いていた。リオは、裕福な家庭のルピカと自分とでは身分不相応と思っており、ルピカに近寄らない。業を煮やしたルピカは、神殿星にある「究極の惚れ薬」を求め、リオに飲ませようとしていた。だがこの薬は「宇宙一の煩悩の持ち主」でないと利用できないという代物で、ルピカがあたるを連れて来たのは、この「宇宙一の煩悩の持ち主」である、あたるを利用するためであった。この惚れ薬のことを知ったあたるは、自身のハーレムを作るために利用しようと密かに企んでいた。
一方ラムは、ルピカに連れ去られたあたるを取り返しに、弁天達と共に宇宙へと向かうのであった。
スタッフ[]
- 原作:高橋留美子
- 監督:山田勝久
- 脚本:高屋敷英夫、金春智子
- 撮影:山口仁
- 美術監督:上原伸一
- 作画監督:高橋久美子
- 音楽:小滝満
- 企画:落合茂一
- 製作:多賀英典
- プロデューサー:松下洋子
- 製作:キティ・フィルム
- 配給:アルゴ・プロジェクト
登場人物・声の出演[]
ゲストキャラクター以外の詳細は、個別項目およびうる星やつらの登場人物を参照。
- ラム:平野文
- 諸星あたる:古川登志夫
- ルピカ : 松井菜桜子
- リオ : 古本新之輔
- おユキ : 小原 乃梨子
- 弁天 : 三田ゆう子
- 錯乱坊 : 永井一郎
- サクラ:鷲尾真知子
- テン:杉山佳寿子
- 面堂終太郎:神谷明
- 三宅しのぶ:島津冴子
- メガネ:千葉繁
- パーマ : 村山明
- カクガリ : 野村信次
- チビ : 二又一成
- ♨先生 : 池水通洋
- 藤波竜之介:田中真弓
- 竜之介の父 : 安西正弘
- 友引高校校長 : 西村知道
- ラン : 小宮和枝
- レイ : 玄田哲章
- あたるの父 : 緒方賢一
- あたるの母 : 佐久間なつみ
- ラムの父 : 沢りつお
- ラムの母 : 山田礼子
- 隊長 : 田の中勇
- 兵士B : 島田敏
- 女の子C : トロリン
映像ソフト化 []
本編のDVDは、『犬夜叉 時代を越える想い』の公開を記念し、2001年12月19日発売。
主題歌[]
- 「BEGIN THE 綺麗」
- 作詞:松井五郎/作・編曲:羽田一郎/歌:UL-SAYS (from T.P.D)
脚注[]
- ↑ 本作品は、10周年記念イベント(1991年8月に、日本武道館で開催)で先行上映されている。
航法[]
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