サクラ は、『うる星やつら』 の登場人物である。
容姿[]
性格[]
概要[]
錯乱坊の姪で巫女。本作初のレギュラーキャラの三親等親族キャラ。姓が不明で、皆からは「サクラ」「サクラさん」「サクラ先生」等としか呼ばれず、更に書き文字では「さくら」とは表記しない。婚約者に西洋魔術師(悪魔祓い師)の「尾津乃つばめ」がいる。スタイル抜群の美人だが、「〜じゃ」「おぬし〜」など、外見とつりあわない古臭い口調で話す。原作では第4話「あなたにあげる」が初登場。自宅の鳥居には「正一位」の扁額がかけられて、自宅表札は「妖怪屋敷」とある。また、自宅は最初は平屋建てだったが、いつの間にか二階建てに増築されている。
自宅に母(錯乱坊の妹)と二人暮らしらしく、時々伯父の錯乱坊が自宅に訪ねて来ている。父親はサクラの幼少時から成人した現在に至るまで一度も作中に登場せず、話題に上ったこともないため、その存在自体が一切不明である。 母や伯父に顔と身長が似ず、長い黒髪で背が高く、グラマラスで大変な美人である。友引高校の男子生徒達や、アニメでは教師である温泉マークからも想いを寄せられており、男子達はわざわざ自ら傷ついて保健室の彼女へ会いに来る程。
生来から病弱体質であったが、扮装して家出中のあたると偶然ラーメン屋の外でぶつかり、彼の悪相を放っておけずに御祓いをすると、中断の度に彼女に取り付いていた病気の根源である悪霊があたるへ移っていき、一部を除き払い終えると彼女は健康体となった。それ以降はしのぶ等と同じく女性離れした怪力を発揮し、週刊連載開始後しばらくしてから、「妖花・サクラ先生」の回で友引高校の養護教諭として就任する。 初期は、お祓いをした結果死神をあたるに取り憑かせてしまったりなど、錯乱坊と共に事態を悪化させることが多かったため、あたるからはどちらかといえば敬遠されていたが、次第にあたるの女好き要素が強化されてくると今度はあたるがサクラにセクハラをはたらいた末、サクラに殴られたり、空の彼方へ蹴り飛ばされるといったスタイルが定着した。似た役割を持つしのぶと行動することが多くなり、面堂とあたるを色餓鬼として嫌うようになる。
遺伝なのか、伯父の錯乱坊以上の底なしの大食漢であり、いくら食べてもプロポーションが崩れない。本人によると、「ダイエットしている」からとのこと。ただし、見た目は変わらないが相応に体重が増えている描写はある。伯父同様、強力な霊能力(霊力)を有し、払い串を手に妖怪等をお祓いすることができる。また、修行により妖怪・守護霊の類を呼び出す能力も持ち、たびたび話の解決役となる。友引高校の養護教諭として、カウンセリングも行うなど、それなりにきちんと勤務しているが、保健室にやってくるのは下心満載の男子生徒ばかりであるため、当初は真面目だった診察も段々アバウトになっていき、映画『ビューティフル・ドリーマー』では大量のトランキライザーを処方するなど、薬の使い方もかなりいい加減である。
初期の頃は面堂にたかろうとする錯乱坊を「恥を知れ!」と言って叱るが、物語後半になると諸星家に来て食事をたかるようになっている。お祓いの際は「はらたま! きよたま!」を連呼するが、これは「祓いたまえ」「清めたまえ」の略である(TVアニメ第5話の台詞が初出。原作では言わない)。後に「はらたま」は、映画『ビューティフル・ドリーマー』(監督・脚本押井守)における荒廃する夢の世界で彼女が経営する「牛丼はらたま」として用いられ、同じく押井監修・脚本のテレビゲーム『サンサーラ・ナーガ』にも同名の立ち食いそばチェーンが登場する。また、「はらたま」「きよたま」はマントラ(他のRPGにおける呪文・魔法に相当)にもなった。 ビューティフルドリーマーではBMWバイクを乗り回し、給湯室で喫煙するシーンがありTV版のキャラクターと印象が異なる。ただし、原作には喫煙するシーンがある(「水着ドロボウ」の回)。
能力[]
他の登場人物との関係[]
諸星あたる[]
ギャラリー[]
1981 アニメ[]
2022 アニメ[]
脚注[]
外部リンク[]
航法[]
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