うる星やつら Wiki

水乃小路飛鳥 は、『うる星やつら』 の登場人物である。

容姿[]

性格[]

概要[]

水乃小路家の掟により15歳になるまで、父親や兄の飛麿を含む一切の男性と面識を持つことなく成長した極度の箱入り娘。兄の飛麿さえ彼女の存在を知らなかったほど。小さいころからの重い甲冑を着けてのトレーニングにより、人間離れした怪力と桁外れの運動神経を持っており、200kgの甲冑を着たまま100m(しかもハードルあり)を12秒で走ったり、素手で木を倒したり、10m以上はあろうかという高いジャンプをすることなどができる。

水乃小路家と面堂家の仲直りのために終太郎と見合いをすることになり、その際ラムの電撃で甲冑が壊され素顔が明らかとなる。遠巻きに見ていたあたるが100m7秒で迫ってきて甲冑をこじ開けようとしたり、面堂が先祖代々の宿敵であることを忘れて感激したりするほどの美少女である。飛鳥自身は、自身の美貌が男性を惹きつけたとは思いも及んであらず、いきなりすごい勢いで追い掛け回してきた「あたる=全ての男」に恐怖を覚え、反射的にその怪力で拒絶するほどの男性恐怖症になる。さらに「男」と「兄」を別の生き物だと刷り込み、「兄」は自分の味方であり、慕ってもよい存在と認識。極度のブラザーコンプレックスとなってしまう。さらに面堂了子が終太郎を「お兄様」と呼ぶのを聞き、彼も自分の「兄」だと思い込んでいる。

また友引高校で出会った藤波竜之介に対しては、最初はその外見から男性だと思い込んでしまい力一杯拒絶し、誤解を解きたい竜之介に校内を追い回されるが、その後諸事情から彼女のことも「兄」と思い込んで慕うようになる。あたるすらもあきれてしまう非常識少女である。なお、原作では「潔癖の要塞」の回において潔癖女子中学校に通っている。

実の兄である飛麿を非常識なレベルで慕い、一緒に入浴しようとしたり、寝床に潜り込む、抱きつくなどの積極的なアプローチを行う。飛麿に「兄と妹は一緒に入浴したり同衾したりしてはいけない」と諭されても、そもそも「動物のオス(男)とメス(女)」や「兄弟姉妹」の概念や定義自体を学んでいないため、それがなぜいけないのかすら理解できない。しかも力加減ができないため、先述のように兄を抱きつぶしてしまい、母からは「不毛な恋」や「変態」と呼ばれて悩ませている。終太郎や竜之介に対して飛麿に対するような度の過ぎたブラコン行為を行うことは劇中ではなかった。

恐怖にすら感じるほどあたるを嫌っている。あたるの方は飛鳥をハーレム要員候補と見ており、脈絡もなくたびたび自宅にも出没するが、そのたびにぶっ飛ばしている。

トリビア[]

ギャラリー[]

1981 アニメ[]

2022 アニメ[]

脚注[]


航法[]